ネット通販の発送代行とは?選び方のポイントを解説!

2023年 11月29日

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出荷業務が増えてきて自社では手に負えない、通販業務が好調で事業を拡大したいという悩みを抱えている企業、個人の方も少なく無いでしょう。この記事では、そんな悩みを解消する発送代行について解説していきます。


発送代行とは

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発送代行とは、商品の在庫から商品受注後のピッキング、商品発送まで一連の物流管理を代わりに行ってくれるサービスです。

個人や企業単体で受注から発送までを行う場合、商品を包む梱包材の調達、発送先への宛名書き、配送会社への集荷依頼など細かい割に時間がかかってしまう業務も全て自前で行わなければなりません。

発送代行を利用すれば、このような業務を全てアウトソーシングすることができ商品の拡販活動のみに集中することが可能です。

従来では、BtoBがメインターゲットになるサービスでしたが昨今個人間での売買ができるフリマサイトやネットショップが発達しておりBtoCやCtoC向けのニーズも増えてきています。


発送代行の種類

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発送代行には、3PLと呼ばれるタイプのサービスとフルフィルメントの2種類があります。ここからは、それぞれについて解説していきます。

3PL

3PLとは、荷主でも運送会社でもない3番目の事業主体(サードパーティ)が荷主の物流業務全体もしくは一部を荷主から包括的に受託するサービスのことです。

サービスの内容としては、輸送や保管などの基本的な業務を担っていきます。

3PLであれば、基本的な物流業務はアウトソーシングすることが可能です。

フルフィルメント

フルフィルメントとは、3PLの業務に加えてお客様からの問い合わせや返品交換、クレーム対応などのカスタマーサービスまで担います。

フルフィルメントであれば、基本的な物流業務プラスアルファのことまでアウトソーシングすることが可能です。


ネット通販で発送代行を利用するメリット

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ここからは、発送代行を利用するメリットについて解説していきます。

コア業務に専念できる

ネット通販は、事業が拡大していけばいくほど物流量が増加します。

小規模の事業であれば、宣伝活動などのフロント業務と物流などのバック業務を企業や個人で全て行う場合が多いでしょう。

しかし、物流業務に追われて事業を拡大するための業務をしっかりと行えていない場合、中長期的に事業拡大を実現することは難しいです。

そのため発送代行を利用することで、物流業務を手放すことができるためコア業務に専念できるようになります。

在庫保管スペースが必要なくなる

自社で在庫保管をしていると商品を置くスペースが必要となります。

事業が拡大したり、繁忙期のみ受注数が大幅に伸びる場合は在庫保管のスペースに苦労することでしょう。

しかし発送代行を利用すれば、在庫保管のスペースが必要なくなるため繁忙期や閑散期を意識しなくても済みます。

出荷作業のミスが減る

発送代行業者は物流のプロなので、倉庫業務や出荷作業のノウハウがありミスも少ないです。

自社で発送業務を行うと出荷数が増えるにつれてミスのリスクも増えていきます。

発送代行を利用すればミスのリスクを抑えられるため業務が拡大して行く段階での利用がおすすめです。


発送代行サービスを選ぶポイント

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発送代行を選ぶポイントはどのようなものなのでしょう。ここからは、発送代行を選ぶポイントについて解説していきます。

コスト

発送代行にかかってくるコストも経費になるため、実際の売上に関わってくる部分です。そのためできるだけ安く済ませたい部分ではあります。

しかし、あまりにも安すぎると必要となるサービスはオプションになる場合もあり発送代行を利用することで得られるメリットよりもコストの負担が大きくなってしまいます。

サービスと料金をしっかり見極めて利用を開始すると良いでしょう。

倉庫の実績

倉庫自体の実績が多いということは、多くの取引先に選ばれてきたということです。

多くの取引先に選ばれている倉庫は安全性や信頼性が高い場合が多く、初めて頼む場合には安心できるでしょう。

また、業者によって得意なジャンルも違うので見積もりの際に確認しておくことをおすすめします。

また、サポート体制も発送代行を選ぶポイントです。商品が届くまでにトラブルが発生した場合迅速に対応できるかどうかがお客様との信頼に直結します。

このようなトラブル発生時のサポート体制についても確認しておくと良いでしょう。

倉庫の機能

倉庫の機能性は、発送代行を選ぶ上でかなり重要なポイントになります。主に見るべきポイントは下記の4つです。

  • 出荷可能な数量
  • 倉庫の場所
  • 提携している配送業者
  • 倉庫の設備

受注数に対応できるのかは、事業を拡大する際には重要なポイントになります。

また、ターゲットになる地域に近い場所に倉庫があれば輸送費用も安く抑えることが可能です。

さらに提携業者の違いにより配送の条件や料金も変わるため確認しておくべきポイントになります。

倉庫の設備は、要冷蔵や要冷凍の商品を扱う場合に対応できるかどうかに直結してきます。


まとめ

発送代行業者選びは、ネット通販にとってかなり重要なポイントです。

しっかり見極めて選んでいくようにしましょう。


国立倉庫のEC通販物流代行サービスでは、大規模なものから小規模のものまで入出庫量に関係なく対応しています。
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