ネット通販で必須の梱包材!選び方のコツは?
2023年 12月29日
商品を発送する際に必ず必要となるのがダンボールなどの梱包材です。この記事では、そんな梱包材について解説していきます。
梱包材の種類
梱包材とひと口に言っても様々な種類があります。ここからは、そんな梱包材の種類について解説していきます。
プチプチ
プチプチは、安価ながら高い緩衝性を誇る定番の緩衝材です。
ポリエチレンフィルムに粒状の気泡を持たせたシートで、その柔軟性により様々な形状の物に巻いたり、商品が動かないように箱の中のスペースを埋めたりすることが可能です。
高いクッション性があり、精密機器の輸送にも適しています。
また、シートタイプや平袋、ロール状など、多様な形態があり、用途に応じて選択できるのが特長です。
ポリエチレン製であるため、耐水性があり湿気にも強く、包んだ物を保冷したり保湿する効果もあります。
ただし、長期間保管していると空気が抜けてしまいクッション効果が薄れるため、費用を抑えるために大量購入して長期保管する際は注意が必要です。
ダンボール箱
梱包材の中で最も一般的であり、運搬を行うためには必要不可欠なのがダンボール箱です。
ネット通販などで買い物をするとかなり高い確率で、製品がダンボール箱に入ってきます。
ダンボール箱を使うメリットとしては、大きなサイズから小さなサイズまで様々な大きさや形状のものがありどんな商品でも対応が可能という点です。
また、ダンボール箱はリサイクルが可能なためSDGsの観点から見ても使うメリットがあると言えるでしょう。
デメリットとしては、水に弱いため雨に濡れると最悪の場合中に入っている商品まで影響を与えてしまう可能性があるという点です。
メール便専用ケース
近年、ネット通販やメルカリ、ヤフオクなどの個人間で取引できるサイトが発達しており、小さめの商品も取引されることが多くなりました。
その中で、送料を抑えるためにメール便専用のケースも多く使用されています。
基本的にはダンボールでは、少し大きすぎる時に使われています。
サイズもA4サイズからDVDサイズ、種類もダンボールや厚紙など用途に合わせて使用することが可能です。
宅配袋
宅配袋は、主に小物や書類を送る時に便利です。
素材は、クラフト紙や防水加工が施されたものもあるため水に濡れたく無い物を発送するのにも使えます。
封緘シール付きの物であれば、作業性にも優れており梱包作業の効率化も図ることも可能です。
梱包材の選び方は?
梱包材は、発送したい商品に合わせて選ぶ必要があります。ここからは梱包材の選び方について解説していきます。
梱包したい商品に合わせて選ぶ
商品発送の際は、梱包材が商品に合っているかが重要です。
サイズの不一致があると、商品が激しく揺れて壊れたり、固定のために多くの緩衝材が必要になったり、無駄な送料が発生する可能性があります。
郵送中の商品の破損は購入者に迷惑をかけるだけでなく、信用も損ないます。
購入者に良い印象を与えリピーターになってもらうためには、適切なサイズの梱包材を選ぶことが大切です。
梱包材のコストと質を考える
ネット通販では梱包材の質をある程度維持しつつ、コストを抑えることが重要です。
発送側としては、なるべく安い梱包材でコストを抑えたいところではありますが梱包材の質を下げたがために商品の不具合に繋がってしまっては本末転倒になります。
利用する宅配業者で決める
宅配業者の多くでは、独自に梱包材を取り扱っています。
そのため、利用を考えている宅配業者が販売している梱包材を使用するというのもひとつの手です。
日本郵政やクロネコヤマト、佐川急便など大手の宅配業者であれば販売しているため調べてみると良いでしょう。
梱包をする際のコツは?
商品に合った梱包材が見つかったら、しっかりと梱包をしていきます。
ここからは、そんな梱包のコツについて解説していきます。
緩衝材を上手く使う
商品とダンボール箱などの隙間には、必ず緩衝材を入れて商品が動かないようにしておきましょう。
特にガラスや壊れやすい物であれば、商品も直接プチプチなどの緩衝材で包み込みます。
割れ物は、お互いにぶつかり合っていると輸送中簡単に割れてしまうためひとつひとつ緩衝材を使うようにしましょう。
テープはしっかりと貼る
ダンボール箱などの梱包材は、最終的にテープ類で箱を閉じたり固定します。
テープは、強度や見た目、開封のしやすさの3点をバランスよく行う必要があります。
商品が壊れないように強度を重視すればカッターやハサミなどを使わないと開封できないので、お客様は煩わしさを感じてしまう可能性もあるでしょう。
あくまでもお客様の立場に立った梱包を行うことを第1に考えましょう。
まとめ
ネット通販を行う際に切っても切れない梱包作業ですが、それに使う梱包材のコストや質も考えていかなければなりません。
しっかりとお客様の元へ商品を届けられるような梱包を考えていきましょう。
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