タイヤ保管で気をつけるべきポイントは?

2025年 03月14日

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タイヤを保管する際には、気をつけるポイントがいくつかあります。

この記事では、そんなタイヤを保管する際に気をつけるべきポイントについて解説していきます。


タイヤ保管で気をつけるポイント

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タイヤは適切に保管しないと、ゴムの劣化が進み、性能が低下してしまいかねません。

特に、紫外線や湿気、油分、熱などが影響を与えるため、正しい保管方法を知っておくことが大切です。

ここでは、タイヤを長持ちさせるためのポイントを紹介します。

直射日光と湿気を避けた場所で保管する

紫外線はタイヤのゴムを劣化させ、変色やひび割れの原因となります。

そのため、直射日光が当たらない暗く涼しい場所で保管しましょう。

また、湿気が多いとホイールのサビやゴムの劣化を招くため、風通しの良い環境を選ぶことが重要です。

水・油・熱に注意する

タイヤは水分や油分を吸収しやすく、劣化の原因となります。

保管前にはしっかりと乾燥させ、油がついた場合はすぐに拭き取るようにしましょう。

また、ストーブやヒーターなどの熱源の近くではゴムの老化が進むため、周囲の環境にも注意が必要です。

タイヤの洗いすぎはNG

タイヤを清潔に保つことは大切ですが、洗剤やワックスを使いすぎると、表面が傷み、ひび割れの原因になります。

基本的には水洗いのみとし、汚れがひどい場合は軽く洗剤を使いましょう。

洗浄後はしっかりと乾かしてから保管することが大切です。

バッテリーやモーターの近くで保管しない

オゾンはゴムを劣化させる原因のひとつです。

バッテリーやモーターのそばではオゾンが発生しやすいため、タイヤを長期間保管するとひび割れが起こる可能性があります。

こうした機器の近くでの保管は避け、できるだけオゾンの影響を受けにくい場所を選びましょう。

変形を防ぐために適切な置き方をする

タイヤの置き方も重要です。

ホイール付きのタイヤを保管する場合は、重みで変形しないように横に寝かせるのが理想的です。

空気圧は通常の半分程度にして、エアバルブにはキャップをしましょう。

また、ホイールなしのタイヤは縦に置くことが推奨されています。

半年に1回はタイヤの位置と順番を入れ替え、負荷分散をすると良いでしょう。

さらには、床に直接置くと薬品の色移りが起こる可能性があるため、段ボールやすのこを敷いて保管するのがおすすめです。


タイヤはどこで保管するべきか

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タイヤは紫外線や湿気、気温の変化の影響を受けやすいため、屋内で保管するのが理想的です。

倉庫やガレージ、家の中の冷暗所に置くことで、劣化の原因となる要素から守ることができます。

また、タイヤのゴムはオゾンの影響を受けやすいため、バッテリーやモーターなどの近くを避けることも大切です。

しかし、屋内で保管する場合、置くスペースが限られていることや、ゴムの臭いがこもるといった問題が発生することがあります。

そのため、庭や屋外の空いたスペースにタイヤ専用の物置を設置するのもひとつの方法です。

タイヤ専用の収納スペースを作ることで、屋内スペースを圧迫することなく、適切な環境で保管可能です。


屋外で保管する場合の注意点

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スペースの関係で屋内にタイヤを置けない場合は、屋外での保管も可能ですが、いくつかのポイントに注意する必要があります。

ここからは、そんな注意すべきポイントを解説していきます。

直射日光や雨を避けることが重要

屋外でタイヤを保管する際は、できるだけ日陰で雨の当たらない場所を選ぶことが大切です。

直射日光にさらされると紫外線の影響でゴムが劣化し、ひび割れが発生しやすくなります。

また、雨がタイヤに当たると、水分がしみ込み、内部のスチールコードが錆びる原因になります。

タイヤカバーを使用する

屋外で保管する場合は、タイヤ専用のカバーを使用するのが望ましいです。

遮熱性・防水性の高いカバーをかけることで、直射日光や雨を防ぐことができます。

特に、UVカット機能があるカバーを選ぶと、紫外線による劣化を抑えることが可能です。

地面に直接置かない

タイヤを地面に直接置くと、湿気を吸収しやすくなり、劣化が進みやすくなります。

特に、土や芝生の上にそのまま置くと、ゴムが水分を含み、カビやサビの原因になることもあります。

そのため、すのこや厚手の板を敷いたうえで保管するのが理想的です。

タイヤラックを使用すると、通気性も確保でき、さらに良い状態を保つことが可能です。

最適な保管方法を選ぼう

タイヤの劣化を防ぎ、長く使用するためには、屋内での保管が最も適しています。

倉庫や物置があれば、外部環境の影響を受けにくく、安全に保管できます。

しかし、屋外で保管しなければならない場合でも、直射日光や雨を避け、適切な対策を講じることで、劣化を最小限に抑えることができます。

自分の環境に合わせて、最適な保管方法を選びましょう。


まとめ

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タイヤ保管の際には、今回紹介したことに気をつけてタイヤを長持ちさせると良いでしょう。


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