【完全ガイド】貸金庫のメリットとは|保管に適したもの・NG品・家庭用金庫との使い分け

2025年 09月25日

テーマ:
貸金庫のメリットとは

「貸金庫って実際どう使うの?」「家の金庫との違いは?」「何を入れていいか分からない…」そんな疑問をお持ちではありませんか。

本記事では、貸金庫の基本的な仕組みから3つのメリット、保管に適したもの・NG品まで徹底解説。家庭用金庫との賢い使い分け方も紹介します。大切な財産を守るための正しい知識を身につけましょう。



貸金庫とは|銀行・民間サービスの違い

貸金庫とは、銀行や信用金庫などが提供している有料の保管サービスで、利用者専用の小さな金庫を借りて貴重品や重要な書類を安全に保管できる仕組みです。自宅に置いておくと不安な宝石や契約書、印鑑などを、厳重なセキュリティのもとで守ることができるのが大きな特徴です。

銀行と民間サービスの違い

銀行以外でも貸金庫サービスを展開している企業があります。それぞれの特徴を比較してみましょう。

項目 銀行の貸金庫 民間サービス
審査 事前審査・口座開設が必要な場合が多い 審査なしで利用できる場合が多い
利用条件 銀行口座の保有が条件のことも 身分証明書のみで契約可能
利用時間 銀行営業時間内(平日9:00〜15:00など) 24時間対応の施設もあり
料金目安 年間1万円〜3万円程度 年間1万円〜5万円程度
セキュリティ 金融機関の信頼性 専門施設ならではの高度なセキュリティ

ポイント:銀行では事前審査や利用条件が必要な場合が多いですが、民間サービスでは銀行より手続きが簡易な場合もあります。ご自身のニーズに合わせて選びましょう。


貸金庫の3つのメリット|安全性・セキュリティ・プライバシー

貸金庫のメリットを見ていきましょう。

貸金庫の3つのメリット

  1. 高い安全性:耐震・耐火性に優れた施設で長期保管も安心
  2. 厳重なセキュリティ:複数認証で本人以外はアクセス不可
  3. プライバシーの確保:収納物を自己責任で決められ、他人の目に触れない

メリット1:高い安全性

貸金庫の最大のメリットは、金融機関の建物内に設置されていることによる圧倒的な安全性です。また、民間の貸金庫であっても同様に入退室管理や監視カメラによる信頼できるセキュリティシステムを導入している場合が多く、建物自体も耐震性や耐火性に優れた施設で管理されます。

自宅やオフィスの金庫ですと火災や地震などの自然災害、あるいは盗難のリスクを完全に排除することはできません。自宅に置くと不安な宝石や重要書類などは、貸金庫に預けることで長期的な安心を得られます。

メリット2:厳重なセキュリティ

貸金庫を開けるには、専用カードや物理的な鍵、暗証番号など複数の認証方法が必要です。これらの仕組みにより、契約者本人以外が利用できないよう、厳格な管理体制が整えられています。

家庭用金庫の場合は、盗難や強盗により無理やり開けられるリスクが残りますが、貸金庫ではそのような不正利用を防ぐ強固な体制が整っています。この厳重なセキュリティは、利用者に大きな安心感を与える要素といえるでしょう。

認証方法の例:専用カードや物理的な鍵、暗証番号などの複数認証方式(施設によって異なります)

メリット3:プライバシーの確保

貸金庫は、契約者は利用規約の範囲内で収納物を決めることができます(※各社の利用規約に基づく制限あり)。これは「利用者のプライバシーが尊重される」という大きな特徴です。

例えば、相続に関する書類や遺言書、他人に見られたくない契約書や証書などを安全に保管できるのは貸金庫ならではの利点です。他人の目に触れずに大切なものを守れるという点は、貸金庫の大きな強みといえるでしょう。


保管に適したもの|重要書類から貴重品まで

貸金庫に適しているのは「普段使うことは少ないが、絶対に失いたくないもの」です。

保管に適したもの一覧

【重要書類】
  • 不動産関連の契約書・権利証
  • 遺言書・相続関連書類
  • 株券・債券・有価証券
  • 保険証券の原本
  • 重要な契約書・証書類
【貴重品】
  • 宝石・貴金属(ネックレス、指輪など)
  • 高級腕時計
  • 金・プラチナなどの貴金属
  • 骨董品・美術品(小型のもの)
【その他】
  • 代わりの効かない思い出の品(写真・手紙など)
  • バックアップデータ(USBメモリ・外付けSSDなどの小型記録媒体)
  • 家系図・古い写真のネガ

注意:日常的に使用するパスポートや印鑑などは、取り出しに時間がかかるため家庭用金庫の方が便利です。

このように、収納物の性質や使用頻度によって貸金庫を選ぶことで、無駄なく安全性を高めることができます。


家庭用金庫との賢い使い分け術

貸金庫は非常に安心感がある一方で、利用時間が営業時間に限定されるため、利便性の面では家庭用金庫に劣る部分があります。そのため、両者をうまく使い分けることが大切です。

使い分けの判断基準

判断基準 家庭用金庫 貸金庫
使用頻度 週1回以上使う 年に数回程度
緊急性 すぐ取り出したい 長期保管が目的
価値 数万円〜数十万円 数百万円以上・代替不可
安全性 一定レベルで十分 より高い安全性を重視
保管例 現金・印鑑・パスポート 宝石・契約書・遺言書

おすすめの使い分け方

【家庭用金庫】普段から使用する現金や印鑑、パスポートなどを保管し、必要な時にすぐ取り出せるようにしておく

【貸金庫】ほとんど使わないが絶対に失いたくない宝石や契約書、相続関連の書類などを収納する

このように役割を分けることで利便性と安全性を両立でき、効率的に大切な財産を守ることが可能となります。


貸金庫NGリスト|入れてはいけない4つのもの

貸金庫に入れてはいけないものは何でしょうか。ここからは、注意すべきNG品について解説します。

貸金庫NG品リスト

  1. 大きすぎるもの:スペースを超えるもの・重量オーバーのもの
  2. 食品や生き物:腐敗・異臭・衛生面の問題
  3. 他人の情報を含む品物:トラブル・プライバシー侵害のリスク
  4. 違法物品や危険物:法律違反・安全性を脅かすもの

NG品1:大きすぎるもの

貸金庫は決められたスペースの中で利用するため、大きすぎる品物や重量が重すぎるものは収納できません。例えば、大型の骨董品や金属製の塊などは物理的に入らない場合があります。無理に入れると貸金庫を破損する恐れがあり、契約違反とみなされる可能性もあります。

対策:利用前にサイズや重量の確認が欠かせません。貸金庫は「限られたスペースで効率的に大切なものを守る」ことを目的としています。

NG品2:食品や生き物

貸金庫には冷蔵・冷凍機能がないため、生鮮食品や植物、さらに生き物を保管することはできません。食品は時間の経過とともに腐敗や異臭の原因となり、他の利用者にも迷惑をかける恐れがあります。生き物の保管は衛生面や倫理的にも問題が大きく、各社の利用規約で禁止されている場合がほとんどです。

ポイント:貸金庫は「貴重品を長期的に守る」用途に限られている点を理解しておく必要があります。

NG品3:他人の情報を含む品物

他人名義の通帳や契約書などを無断で保管することは、トラブルの原因になる可能性があります。家族共有の重要書類などを保管する場合でも、契約内容や利用規約を事前に確認しておくことが大切です。

NG品4:違法物品や危険物

当然ながら、違法物品や危険物は貸金庫に入れることができません。薬物や銃器など法律で禁止されているものはもちろん、爆発物や発火性のある化学物質など周囲の安全を脅かすものも禁止です。また、法的に直接違反していなくても社会的・倫理的に問題のある品物は利用規約で制限される場合があります。

重要:貸金庫は安全性を前提としたサービスであるため、こうした物を持ち込むこと自体が本来の目的に反してしまいます。


まとめ|大切な財産を守るための選択肢

貸金庫は、大切な財産を守るための有効な選択肢のひとつです。

5つの要点

  • ✓ 銀行・民間サービスとも厳重なセキュリティを完備
  • ✓ 3つのメリット:高い安全性・厳重なセキュリティ・プライバシー確保
  • ✓ 重要書類・貴重品・思い出の品の保管に最適
  • ✓ 家庭用金庫と使い分けて利便性と安全性を両立
  • ✓ 食品・生き物・違法物品はNG

貸金庫を検討されている方は、銀行・民間サービスの違いを比較し、ご自身の用途に合ったサービスを選びましょう。


参考URL

万全なセキュリティと365日出し入れ可能な国立倉庫の貸金庫で、大切なものを安全に保管します。
国立倉庫の安心・安全な貸金庫サービス

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