ネット通販で倉庫を借りる場合にかかる費用の詳細は?

2025年 11月25日

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ネット通販で、倉庫を借りる場合どのような作業や項目に費用がかかるのでしょう。

この記事では、そんなネット通販でかかる費用の詳細について解説していきます。


基本料金(システム利用・サポート費用)

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まず初めにかかるのが「基本料金」です。

これは委託倉庫サービスを利用するための月額固定費用で、在庫管理システム(WMS)の使用や担当スタッフによるサポートなどが含まれます。

一般的な相場は、月額数万円〜十数万円程度です。

これは、倉庫の規模やサービス範囲によって大きく異なります。

例えば、在庫数が少ない小規模ECなら数万円で収まることもありますが、複数拠点への出荷や多品種管理が必要な場合は10万円を超えるケースも少なくありません。

また、選ぶ際は自社の業務量や出荷頻度に合ったプランを選定することがポイントです。

必要以上の機能を契約すると固定費が無駄になるため最初は最小構成で契約し、必要に応じてアップグレードするのが賢い方法です。


倉庫保管費用(スペース使用料)

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倉庫保管費用は、商品を保管するためのスペースに対して発生する費用です。

料金は、保管スペースの広さ(パレット・坪単位)や保管期間、商品の特性によって決まります。

さらに、保管費用はエリア(立地条件)によって大きく変動する点にも注意が必要です。

相場としては下記の通りです。

1パレットあたり:月額2,000 円~3,500円程度

1坪あたり:月額4,000~7,000円前後

また、温度や湿度などの環境管理が必要な商品の保管料は、高めに設定される傾向があります。

在庫が長期間滞留すると費用がかさむため、在庫回転率を上げることがコスト削減のカギ です。


入庫費用(商品を倉庫に入れる費用)

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入庫費用とは、商品が倉庫に搬入される際に発生する費用で、受け取り・数量確認・検品・棚入れ作業などが含まれます。

相場は、1商品あたり数十円〜100円前後、1ケース単位で数百円の場合もあります。

大量の商品をまとめて入庫する場合は単価が下がる傾向にありますが、バーコード検品や撮影検品など特殊な作業が必要な場合は、追加費用がかかることが少なくありません。


梱包費用(ピッキング・包装作業)

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お客様から注文が入った際、商品のピッキングや梱包にかかる費用です。

ダンボール・緩衝材などの梱包資材費と実際の作業にかかる人件費が含まれます。

相場は、1注文あたり100〜300円前後です。

商品の形状や包装指定の有無によって料金は上下します。

たとえば、ギフト包装や複数商品の同梱作業が必要な場合は追加料金が発生します。

梱包の品質は顧客満足度に直結するため、安さだけでなく丁寧な作業をしてくれる倉庫を選ぶことも大切です。


発送費用(配送コスト)

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発送費用は、顧客の元へ商品を届ける際にかかる送料や配送作業費です。

主に荷物のサイズ・重量・配送距離・スピードによって変動します。

金額の目安としては、下記の通りです。

小型商品の場合:300〜700円程度

中〜大型商品の場合:1,000〜3,000円程度

また、倉庫が運送会社と契約している場合、個人契約よりも安い法人割引運賃が適用されることがあります。

発送量が多いほど単価が下がる傾向があるため、月間出荷件数を安定させることでコストダウンが可能です。


オプション費用(追加サービス)

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基本サービス以外の追加作業には、オプション費用がかかります。

主なものには次のようなものがあります。

ギフトラッピング(1件あたり100〜300円)

特別検品や撮影検品(1件あたり数十円〜数百円)

商品のセット組みやアセンブリ作業(1セット100円〜)

返品処理(1件あたり数百円)

これらを活用することで顧客により良いサービスを提供できますが、必要以上に利用すると利益率を圧迫するため費用対効果の見極めが重要です。


物量による費用変動に注意

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各費用は、発注数量や在庫量によって増減します。

物流会社は取り扱う物量の多寡に応じて原価を調整できるため、「どのくらいの入出庫数・発送件数があるのか」を明確に伝えることで、より正確な見積もりを取ることができます。

また、繁忙期(例:年末商戦・セール時期)に出荷が集中する場合、追加料金が発生することもあるため、年間を通じた出荷計画を共有しておくと安心です。


倉庫費用を抑えるコツはある?

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委託倉庫を利用する際、以下のポイントを意識することでコスト削減が可能です。

在庫を持ちすぎない:回転率を上げ、保管費用を削減。

作業内容を明確化する:不要なオプションを外す。

見積もりを複数社で比較:料金体系や単価を見極める。

繁忙期・閑散期の出荷計画を調整:倉庫のリソースを効率的に活用。

コスト面だけでなく、作業品質・対応スピード・トラブル時のサポート体制も重要な選定基準です。


まとめ

EC物流における委託倉庫の費用は、「基本料金」「保管費」「入庫費」「梱包費」「発送費」「オプション費」など複数の項目で構成されています。

それぞれの料金は物量やサービス内容によって大きく変動します。

外部倉庫を導入する際は、単に「安い倉庫」ではなく自社の業務内容に最適なプランを提供してくれるパートナーを選ぶことが大切です。

適切なコスト管理と信頼できる倉庫選びによって、ネット通販事業の効率化と顧客満足度の向上が同時に実現できるでしょう。


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