お家を売るのにやってはいけないことは?

2025年 05月23日

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お家を売るのにやってはいけないことは何でしょう。

この記事では、そんなお家を売るのにやってはいけないことについて解説していきます。


売却準備でやってはいけないこと

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なんとなくの気持ちで売却を始める

「とりあえず売ってみようかな」と軽い気持ちで動き出すと、途中で資金面や住み替えの段取りに困るケースがよくあります。

売却後の住まいやローン返済、引っ越し費用など全体のライフプランと資金計画をきちんと整理した上で動き出しましょう。

相場を調べずに価格を決める

自分の希望額だけで価格を決めると、高すぎて売れ残ってしまうリスクがあります。

近隣の成約事例や不動産会社の査定結果などをもとに、客観的な視点で価格を設定することが重要です。

査定を1社だけに依頼する

1社だけの査定では相場感がつかめません。

複数の不動産会社に査定を依頼することで価格の根拠や対応の質を比較でき、より信頼できる会社を選びやすくなります。

高値査定に飛びつく

一番高い査定額に惹かれて契約するのは要注意です。

その価格が実現可能なのか、根拠はあるのかをしっかり確認しましょう。

売れ残り、値下げを繰り返してしまうことも少なくありません。

売却理由を曖昧にする

「なんとなく売りたい」という曖昧な理由では、計画的な売却ができません。

住み替え、相続、ローン返済など自分の中で理由を明確にしておくことで、売却のタイミングや方法を適切に判断できます。

内見前提の準備をしていない

「まだ見せられる状態じゃない」と内覧対応を後回しにすると、チャンスを逃してしまいます。

できるだけ早い段階から整理整頓・清掃を行い、見学可能な状態を整えておきましょう。

必要以上にリフォームする

見栄えを良くするためにリフォームをするのは悪くありませんが、高額な工事は費用に見合ったリターンが得られない場合があります。

最低限の補修や掃除で「清潔感」「印象の良さ」を高めることがポイントです。

税金や諸費用を把握していない

売却時には仲介手数料、登記費用、譲渡所得税などがかかります。

これらを事前に把握しておかないと手元に残るお金を誤算し、次の生活設計に影響を与える恐れがあります。


売却活動中にやってはいけないこと

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不動産会社に丸投げする

任せきりでは思うような結果が得られないことも少なくありません。

不動産会社と密に連携し、こまめに進捗状況を確認する姿勢が大切です。

担当者との相性を我慢する

「言いたいことが言えない」「連絡が遅い」など違和感があれば、担当者の変更や他社への乗り換え検討が必要です。

ストレスを抱えながら売却を続けるのは避けましょう。

売却活動の期間を考えていない

「すぐに売れるだろう」と思っていると、思ったより時間がかかって焦ることになります。

平均的な売却期間や季節的な傾向を事前に調べて、計画に余裕を持たせましょう。

内覧前の準備を怠る

部屋が散らかっていたり生活感が出すぎていたりすると、買主に悪い印象を与えてしまいます。

部屋全体に清潔感を持たせ、日当たりや広さが伝わるように工夫しましょう。

居住中の生活感を隠さない

洗濯物や私物があふれている状態では、買主がそのお家での暮らしを想像しづらくなります。

モデルルームのような雰囲気を意識し、最小限の生活感に抑える工夫をしましょう。

値下げ交渉に感情的になる

愛着のあるお家だからこそ感情が入ってしまいがちですが、売却はあくまでビジネスです。

冷静に市場価格と照らし合わせながら判断を下すことが大切です。

売れ残っているのに対応を変えない

一定期間売れない場合は、価格の見直しや広告戦略の変更など柔軟な対応が必要です。

状況に応じた改善を怠らないようにしましょう。

物件情報にウソや誇張がある

虚偽の情報は後からトラブルになる可能性が高く、最悪の場合、契約解除に発展することもあります。

建物の状態や周辺環境は正直に伝えましょう。

買主の資金状況を確認していない

住宅ローンの審査が通らなければ、契約は白紙になります。

事前審査の有無など、買主の資金計画についてはしっかり確認しておきましょう。


売却後にやってはいけないこと

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引き渡し前の清掃や確認を怠る

「引き渡し前に少し掃除すればいいや」と油断していると、残置物や汚れなどで買主とトラブルになることもあります。

引き渡し前には細かく確認をしましょう。

契約内容を把握せずに進める

契約書に書かれている内容を理解せずに印鑑を押すのは非常に危険です。

引き渡し日や瑕疵担保責任の範囲など、細かな項目まで確認を怠らないようにしましょう。

税金の申告を忘れる

売却益が出た場合には、譲渡所得税がかかることがあります。

確定申告が必要になるかどうかを早めに確認して、準備しておきましょう。

特例を活用しないまま終える

「3000万円特別控除」など、条件を満たせば税負担を大きく減らせる制度があります。

制度の知識がないまま売却を終えてしまうと、大きな損をする可能性もあるでしょう。

書類の保管を怠る

売買契約書や登記関連書類は、将来的に必要になることがあります。

売却後も大切に保管しておきましょう。


まとめ

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お家の売却には、やってはいけないことが多くあります。

しかし、注意点を押さえておけば、大きなトラブルを回避できます。

大切なのは、「慎重な準備」「冷静な判断」「最後まで丁寧な対応」です。

この3つを意識するだけでも、売却の成功率は大きく上がります。

はじめてお家を売る方も、これから売却を考えている方も、ぜひ本記事を参考にして後悔のない売却を実現してください。


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