ピアノを運送する際の相場は?費用を抑えるにはどうすれば良い?

2025年 05月05日

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ピアノを運ぶには、どのくらいの料金がかかるのでしょう。

この記事では、そんなピアノ運送の相場と費用を抑えるコツについて解説していきます。


ピアノ運送費用が変わる3つのポイント

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ピアノの運送費用は、どのようなポイントで変わるのでしょう。

ここからは、ピアノ運送費用が変わるポイントを紹介していきます。

ピアノの種類

同じ「ピアノ」でも、グランドピアノ・アップライトピアノ・電子ピアノではサイズも重量も全く異なります。

当然、重くて運搬が難しいピアノほど費用が高くなる傾向にあるでしょう。

運送距離

距離が長くなるほど、移動にかかるコストも上がります。

特に県をまたぐような長距離輸送になると、料金は跳ね上がることも少なくありません。

搬出・搬入方法

2階以上から階段で降ろす、クレーンで吊り下げる、ピアノを一度解体するなど特殊な作業が必要な場合は追加費用が発生します。


ピアノの運送料金相場

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ここからは、ピアノの種類ごとに運送費用の相場を紹介します。

距離別に表でまとめているので、ご自身のケースと照らし合わせてチェックしてみてください。

アップライトピアノ

比較的運びやすいサイズで、階段やクレーンを使わなければコストも抑えられます。

グランドピアノ

重量は約300kg。作業員の増員や特別な搬出方法が必要になるため、基本料金も高めです。

※特殊作業が必要な場合は、さらに追加費用がかかります。

電子ピアノ(エレクトーン含む)

比較的軽量で、小型の家電と同様に運搬できます。

ピアノ専門業者でなくても運送可能なケースも多く、費用を抑えられるのが特徴です。

特殊作業が必要なケースと相場

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「ただ運ぶだけじゃ済まない…」

そんなときにかかる追加費用の目安もチェックしておきましょう。

階段での搬出

エレベーターが使えない場合、階段での運搬になります。

1階ごとに追加料金がかかり、重いピアノほど高額になる傾向です。

  • 相場:1階ごとに2,500円~10,000円

クレーン車の使用

玄関や階段から運べないときは、窓からクレーンで吊り下げて搬出する方法があります。

  • 相場:10,000円〜30,000円

※クレーン車が停められるスペースが必要です。

手吊り(人力で吊り上げ)

クレーン車が使えない場所では、滑車やロープを使って人力で運ぶ「手吊り」になります。

人件費がかさむため、高額になる傾向です。

  • 相場:15,000円〜40,000円(要現地調査)

ピアノを解体して搬出

どうしても出入口を通れない場合は、解体して運ぶ方法もあります。

作業時間も長くなるため、コストは高めです。

  • 相場:35,000円〜(組立費用を含む)

費用を抑えるコツは?

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ピアノ輸送の費用を抑えるコツは、何でしょう。

ここからは、そんな費用を抑えるコツについて解説していきます。

複数の業者で見積もりを取る

最も基本であり、最も効果的な方法です。

ピアノ運送業者は、使っている機材や人員、得意エリアなどによって料金が大きく異なります。

たとえば、同じアップライトピアノの運送でも、A社は35,000円、B社は25,000円というケースも珍しくありません。

ポイントは「最低でも3社以上」から見積もりを取ることです。

見積もりは無料のところが多いので、気軽に比較してみましょう。

引越し先に近い業者を選ぶ

運送距離は費用に直結します。

そのため、できるだけ「引越し先に拠点がある業者」を選ぶのがコツです。

たとえば、大手ピアノメーカーの運送サービスでは、出張費として3,000円〜5,000円かかることもあります。

事前にホームページなどで「対応エリア」「拠点の所在地」を確認しておくと安心です。

地元密着型の業者を選べば、距離によるコストを抑えられる可能性があります。


ピアノ輸送業者の選び方

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大切なピアノを運んでもらうなら、信頼できる業者がおすすめです。

ここでは、安心して任せられるピアノ運送業者の選び方を4つ紹介します。

保険や補償がしっかりしているか

もし運送中にピアノが傷ついてしまったら…そんな時のために、きちんと補償してくれる業者を選びましょう。

見積もりのときに、補償内容を確認しておくと安心です。

雨の日の対策をしているか

運送当日が雨だと、湿気でピアノが傷む心配もあります。

防水シートでしっかりカバーしてくれるか、雨がひどいときは日程変更できるか、事前に聞いておくのがポイントです。

ピアノ運びの経験があるか

「アップライトは得意だけど、グランドピアノは初めて」なんてこともあります。

自分のピアノと同じタイプの運送経験があるか、確認しましょう。

作業する人数が足りているか

ピアノの大きさによって、必要な人数が違います。

アップライトなら2人、グランドピアノなら3人が目安です。

見積もり時に何人で来てくれるか聞いておくと安心です。


まとめ

ピアノ輸送は、種類によっても相場が違います。

複数社見積もりを取ってみたりして、なるべく費用を抑えられるとよいでしょう。


参考URL

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