屋内型と屋外型のトランクルームはどちらが良い?
2025年 01月31日

トランクルームには屋内型と屋外型があります。
この記事では、屋内型と屋外型トランクルームの比較をしていきます。
屋内型トランクルームとは

屋内型トランクルームは、ビルや倉庫内に位置する収納スペースで、天候や気温の影響を受けにくいという大きな特徴があるトランクルームです。
多くの施設には空調が完備されており、温度や湿度が安定しているため書籍やアルバム、シーズンオフの衣類など温度や湿度に敏感な荷物を安心して保管することができます。
また、屋内型のトランクルームはセキュリティがしっかりしていることが多く、オートロック機能や監視カメラが設置されているため荷物を安全に保管できる点が魅力です。
さらに、都市部や駅近の立地が多く、アクセスが良好なのも大きな利点です。
ただし、屋内型トランクルームには賃料が高めであるというデメリットもあります。
空調設備や立地の良さが賃料に反映され、屋外型と比較すると割高となることがあるでしょう。
また、トランクルームのサイズも小型から中型が多いため大きな家具や重い荷物を保管するのには不向きな場合もあります。
屋内型トランクルームは、デリケートな荷物や高いセキュリティが必要な荷物を保管したい方に適しています。
屋外型トランクルームとは

一方、屋外型トランクルームはコンテナやガレージを改造したタイプの収納スペースで、屋外に設置されているトランクルームです。
屋外型のトランクルームの最大の特徴は、その広さにあると言えます。
コンテナタイプの施設が多いため、大きな荷物や重い荷物を収納するのに最適となっています。
また、車を使って荷物を簡単に運び込むことができるため特にアウトドア用品や自転車、大型バイクなどを収納する際に便利です。
さらに、屋外型トランクルームは賃料が比較的安価であることが多く、郊外に位置しているためコストパフォーマンスが良い点も魅力と言えるでしょう。
ただし、屋外型トランクルームには空調設備が整っていないことが多いため温度や湿度に敏感な荷物の保管には不向きです。
また、セキュリティ面では屋内型ほどの充実度はなく、敷地内に誰でもアクセスできる場合もあります。
そのため、防犯を重視する方には少し不安な面もあります。
屋外型トランクルームは、大きな荷物や重いものを格安で保管したい方に向いており特にアウトドア用品やスポーツ用品を収納するのに最適です。
屋内トランクルームと屋外トランクルームの比較

ここからは、屋内トランクルームと屋外トランクルームの比較をしていきます。
料金
- 屋内型トランクルーム: 管理コストが高いため、一般的に料金が高めに設定されています。
- 屋外型トランクルーム: 管理コストが低いため、同じ間取りでも料金が安く抑えられます。
立地
- 屋内型トランクルーム: 都市部や駅近に多く、交通の便が良いことが特徴です。しかし、収納スペースは比較的小さめの部屋が多いです。
- 屋外型トランクルーム: 郊外や駅から離れた場所に多く、車でのアクセスが必要です。ただし、広い敷地で大型の荷物や多くの荷物を収納するのに向いています。
セキュリティ
- 屋内型トランクルーム: 入室にはカードキーなどのセキュリティシステムがあり、外部からの侵入が難しくセキュリティが高いです。
- 屋外型トランクルーム: コンテナが外部に設置されており、外部から侵入しやすいですが防犯カメラが設置されている場合もあり、管理が行われています。
温度・湿度管理
- 屋内型トランクルーム: 空調管理がされており、温度や湿度が一定に保たれているため、デリケートな荷物に最適です。
- 屋外型トランクルーム: 季節によって温度や湿度が変動しますが、一部には断熱材が使われており一定の管理がされているケースもあります。
運搬サービス
- 屋内型トランクルーム: エレベーターや台車を完備していることが多く、荷物の運搬が便利です。宅配型サービスもあるため、利用者の負担が軽減されます。
- 屋外型トランクルーム: 基本的にセルフサービスで、荷物の運搬には移動式階段や人力が必要です。スタッフによる運搬や宅配サービスはありません。
防火・防水・耐震性
- 屋内型トランクルーム: 防水性は優れていますが、建物自体が古い場合や構造に問題がある場合、防火や耐震性に不安があることもあります。
- 屋外型トランクルーム: 金属製のコンテナが多く、防火や耐震性に優れていますが、防水性は経年劣化により問題が生じることがあります。
利用時間
- 屋内型トランクルーム: 24時間利用できるところも増えていますが、スタッフが常駐している場合は、利用時間に制限があることもあります。
- 屋外型トランクルーム: 基本的に24時間利用可能ですが、住宅地に設置されている場合は、深夜や早朝の利用時に近隣住民に配慮する必要があります。
出し入れのしやすさ
- 屋内型トランクルーム: 車を近くに停められない場合があり、荷物を運ぶのに不便なことがあります。しかし、照明がついていて、荷物が見つけやすいです。
- 屋外型トランクルーム: 車を部屋の入口まで横付けできるため、荷物の出し入れは便利です。ただし、2階にある場合は移動式階段を使う必要があり、照明がないため暗くなることがあります。
清潔さ
- 屋内型トランクルーム: 建物内で管理されており、ホコリや汚れが入りにくく清潔さが保たれています。
- 屋外型トランクルーム: 外部に設置されたコンテナはチリやホコリが入りやすく清潔さに関しては屋内型に劣ります。
まとめ

屋内型トランクルームは、温度や湿度に敏感な荷物を安全に保管したい方や高いセキュリティを求める方に向いています。
一方、屋外型トランクルームは、広いスペースを安価で提供しており大きな荷物を保管するのに最適です。
自分の収納したい物や使用目的に合わせて、適切なトランクルームを選ぶことが重要でしょう。
参考URL
国立トランクルームは、国土交通省から「優良トランクルーム認定」を受けています。
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